ことあれかしだった

ちいさい怪談や奇譚を細々と書いています

大人

こんばんは。

指の皮がめちゃむけるので皮膚科に行ったら、先生がなんか、なんていうんでしょうか、憐憫に満ちてました。

わたし死ぬの?

 

誰とでも仲良しの人って2種類あると思ってます。

①聖人

②心を閉ざす達人

聖人にはまだ出会ったことがありませんが、心を閉ざす達人には何人か知り合いがいて、その閉じた心と触れ合うと大変癒やされます。

なんでわたしがそんな事知っているのかと言いますと、大体は本人からカミングアウトされます。

「本当は全然楽しくない」

「嫌いな人のほうが多い」

「正直どうでもいいけど、波風たたない方を選んでる」

「サラリーマンだからしょうがないけど、プライベートだったら一切関わりたくない」

人当たりがよく、ハードコミュニケーションを厭わず、飲み会のセッティングは完璧、んで大体見た目もいいですし頭もいいです。

爽やかとか、キラキラしてるとか、そんな言葉が似合う人ほど心の閉ざし方に長けています。
※あくまでも経験からくる私見です

ですから、社会では納まるべくしてそのポジションに納まってますし、誰もその人の能力に疑いを持たず、妬むような人もほとんどいません。

礼儀作法がきちんとしているのは当たり前、マメですし、いろんな話題にも明るいので一緒にいて楽しいです。

わたしはそういう人たちのことを大人と呼んでいます。

誰も傷つけずに自分も傷つかない。

ある意味人生の奥義に達した人たちです。

 

本心を人に打ち明けたってデメリットしかないのに、なんでカミングアウトした? と聞いてみると、

「いやなんか、ふしのさん人のことに興味なさそうだし」

どうやらわたしは心の閉ざし方がまだまだ未熟なようです。。。

 

では!