ことあれかしだった

ちいさい怪談や奇譚を細々と書いています

花火

こんばんは。

ただEnterを押すのと、ctrl+Enterとかshift+Enterとかで意味合いが違うというのを最近知りました。

何となく感づいてはいたのですが、こうしてきちんと理屈がわかると、なんというか、今まで結構やっちまってたんだなという思いです。

 

九州では朝晩はすっかり寒くなりましたが、日中はまだまだ半袖余裕という感じです。

ですので服装が非常に難しく、一日のどこかのタイミングで暑さを我慢するのか、寒さを我慢するのかという選択を迫られます。

わたしは暑がりなので、いつも軽装で行って夜後悔するのですが、さみーさみーと震えながら歩く夜道というのも中々オツなものです。

こないだ、そんな帰り道で花火を見ました。

山の向こうから上った花火がばーんと大きく開いて、それはそれはきれいでした。

オーソドックスないつもの形もあれば、☻や♡といった飛び道具的なものもあり、さみしい秋の夜道が非常に明るく幻想的なものに思えました。

コロナ下となってから、そういった催しもだいぶご無沙汰でしたので、ただただ楽しいサプライズでした。

肌寒いぐらいの空気の中で見る花火ってすごくいいですね。

路肩に車を寄せて眺めるドライバー、家のベランダや庭に出て眺める家族、もちろんわたしのような通行人も立ち止まって眺めていて、花火が光る度に赤や黄色の明かりに照らされて周囲の輪郭が浮かぶのがわかりました。

丁度わたしとすれ違う形で前から来てた人も、花火の方へ顔を向けていたのですが、花火が光る時も、何もない夜の中でも、ずーっと顔が真っ黒でよくわからなかったです。

服装もなんかユニセックスで、男か女かもわからないのですが、

「これなんのアレですかね」と話しかけてみると、

「竹や仕草の緩い所があるから、めちめ」と返ってきました。

はい? と思った所で目が覚めました。

 

夢オチで恐縮なのですが、でもこないだの夜の帰り道に花火が上がってたのはほんとで、情景なんかも実際に見たやつです、

「丁度わたしとすれ違う形で前から来てた人も、〜」から先が夢だけの展開で、そうすると現実で見た事を詳細にトレースして、最後だけ改変されているという夢を見たことになります。

起きた時めちゃくちゃ混乱しましたし、わたしの脳ってヒマなんでしょうか。。

 

では!