ことあれかしだった

ちいさい怪談や奇譚を細々と書いています

祈り

こんばんは。

誰かを救いたいと思ったら、その前に自分が救われていなければならないらしいです。

 

「今日もわたしが幸せでありますように」

という言葉を聞きました。

わたしにとって結構衝撃的な言葉で、これまでの人生でそんなこと思いもしなかったので、これちょっとパクってみようかなと考えている次第です。

あと友達から聞かされた衝撃的な言葉として、

「明日もパパとママとえいちゃんとはる君が元気でいますように」

これ毎晩寝る前に3才児が言ってるらしいです。

なんか自分が恥ずかしくなってくるなあ。。

 

祈りって何なんでしょうね。

宗教的なアレは別にして、祈りって欲望とイコールなんでしょうか。

「宝くじ当たれええええええ」

も祈りなんでしょうか。

上で紹介した聖なる言葉と比べるとエライ俗っぽいですが、違いはアレですかね、自分のためか人のためかって所ですかね。

そうなると一番最初に言った、

「今日もわたしが幸せでありますように」

って、これは欲望ってことになるんでしょうか。

それともこれを言ってるわたしと、幸せになってほしいわたしとを別人として捉えてるんでしょうか。

試しに朝、鏡の前で言ってみてください。

個人差はあると思いますが、わたしは凄まじい嫌悪感に襲われました。

不思議ですよね。

「今日もわたしが幸せでありますように」

一見めちゃポジティブな言葉なのに、なんでだろう。

こんなこと言ってるんだから実際は不幸せなんでしょと思いましたが、今日「も」と言ってるのがミソで、じゃあ昨日も幸せだったんだとなりますし。。

そういうのもひっくるめて嘘ついてる感じになってるからでしょうか。

じゃあやっぱわたしは今不幸せなのか。。

別に幸せでも不幸せでもないつもりなんだけどな。。。

 

では!