ことあれかしだった

ちいさい怪談や奇譚を細々と書いています

秋の夜長

こんばんは。

今日は涼しかったので外でヤキソバ作りました。

延長コードめちゃ引っ張ってきてホットプレートで焼いたのですが、んまかったです。

 

なんか壮大な世界観と設定の物語を寝る前に妄想するじゃないですか。

この年頃になると内容も煮詰まってきてて、物語も佳境に入ってるわけです。

んで、やっぱりハイファンタジーやダークファンタジーを標榜するからには、仲間の死って必須じゃないですか。

誰殺すのが一番ショッキングかつ物語的に意味があって、面白い内容になるんだろうと考えるわけです。寝る前に。

でも考える時間って、お布団に入って眠りに落ちるまでしかないじゃないですか。

そうなるといいこと思いついても朝には忘れてますし、おなじみのキャラクターたちにも愛着湧いてるし、やっぱ誰も殺したくない! ってなりますよね。

そこで、死ぬためのキャラクターが爆誕するわけです。

死ぬためのキャラクターといっても、いかにもな使い捨てな感じはNGじゃないですか。

ですので、生まれたキャラクターに肉付けをしていきますよね。

割と序盤の頃からいて、主人公と苦楽をともにして、最初は冴えない感じだったけどだんだん成長していくのがわかって、感情移入、、そう! 感情移入できて!

あんなに頼りなかったアイツが最期に男を見せるんです。

絶体絶命の状況!

どうするどうする考えろ自分と頭を高速回転させる主人公!

そこへスッと前へ出るアイツ!

「今まで楽しかった。本当に。ありがとう。」

「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

ドカーン!!!!!!!

「違う……。違うんだ。私は、お前の命と引き換えにしてまで生かされるような人間じゃあないんだ……。」

 

こうして秋の長い夜は更けていきます。

機会があれば、わたしの寝る前の妄想の住人たちを紹介しますね。

 

では!