ことあれかしだった

ちいさい怪談や奇譚を細々と書いています

過去作改訂:歯医者

ほい。

kotoarekashi.com

 

こうして書き始めたばっかりの頃の文を見るのは恥ずかしいですね。

うわうわうわと思いながら直しております。

 

 

前の日記の続きみたいなこと言いますが、こんな文を誰のために書いてるんだろうと考えてみた時に、自分のためだったんだろうなと思います。

自分が読むことを想定しているから、自分のモノサシしか見えない。

じゃあ最近のやつとか、改訂のやつは誰のために書いてんのと申しますと、これがまた、にんともかんとも……。

 

体言止めが下品とか倒置法がどうとか言う話は昔からありますが、こんなもん誰に読まれるかで変わるとしか言いようがないという気がします。

確かに効果的な使い方がされていたりすると、ハッとしたりジーンとしたりしますが、自分がそういうものを使おうと思うなら、やっぱりいいものを読んで書いてみるのが一番だと思います。

逆に、ここは倒置法だろ(体言止めだろ)みたいな重要で強調したいシーンであえて使わないという、そんなテクニカルプレイの駆使された文なんかは最高ですよね。

初期のドラゴンボールで、桃白白に父親を殺されたウパの話を聞いた悟空の表情を描いた一コマがありますが、あれなんかそっけなく描くことによって効果を上げているお手本だと思います。

 

ちなみに、ブログの文章とかはてきとーに書いて見直しもせずにアップしてます。

誰に向けて書いたらいいかわからないからでしょうね(๑´ڡ`๑)